「山内さん、新天地会をやりますので、時間を空けてください」と急な電話・・・
ところがこうゆう飲み会のときは、不思議と空いている・・・
そしてその日がやってきた。国際ホテル「芸州」
「エレベーターで行きましょう」
「どうして?2階じゃない」
「下はいっぱいで、4階の特別室を取ってもらったんです」
へ~長いこと広島に住んでいて、4階に座敷があるなんて知らなかった!
4階の座敷は、トイレ付の個室だった。
新天地会・・・それは昭和46年から48年にかけて、三川町「八雲」に勤務していた時に
新天地交番に勤務していた人たちとの集まりの会だった。
それが何年も続き、いまだに続いている・・・
が、「あの部長もなくなった」とか
「全員が定年を迎えた」
「年金が少ない」
「退職金が少ない」
「夏のボーナスが少ない」
かつっての若者集団も今や全員が「定年」を迎えていた。
が、気持ちは若いな~
ある人は自動車学校の教師、
「交通違反の抗議なんか誰も楽しく聞いていないですよね。だから早めに終えるように
している」
ある人は「小便が出なくなる病気。小便がしたいのにでない。大慌てで病院に行って
管を突っ込んでもらうと、6リッターくらい出る・・・」
仕事の話と病気の話、しょうがないな~それだけ終焉に近づいているということか
が、飲み始めたり、一人が語り始めると、みんながそれぞれの思い出を言い始める。
これこそが新天地会だ!