先日から盛んに近江商人の「三方よし」が出てくる。
調べてみると
①商売は世の為、人の為の奉仕にして、利益はその当然の報酬なり
世の中に役立たない物は売るな!
②店の大小よりも場所の良否、場所の良否よりも品の如何
良い品とは役立つものなり
役立たない物は売ってはいけない
③売る前のお世辞より売った後の奉仕、これこそ永遠の客をつくる
再来店してくる売り方をしなければいけない。
料理屋でも、「また、あそこに行きたいね」と言わせることだ
④資金の少なきを憂うなかれ、信用の足らざるを憂うべし
お金は後からついてくるのたとえ通り、信用や頼りにされることが先
⑤無理に売るな、客の好むものも売るな、客の為になるものを売れ
⑥良きものを売るは善なり、良き品を広告して多く売ることはさらに善なり
⑦紙一枚でも景品はお客を喜ばせる、つけてあげるもののないとき笑顔を景品にせよ
⑧正札を守れ、値引きは却って気持ちを悪くするくらいが落ちだ
⑨今日の損益を常に考えよ、今日の損益を明らかにしないでは、寝につかぬ習慣にせよ
⑩商売には好況、不況はない、いずれにしても儲けねばならぬ
それぞれにコメントをつけてみると、なるほどが多い