時は12月2日、場所は県立環境保険センター、「再検査」
「山内さん」と呼ばれたときから始まった。
前日から何にも入っていない大腸。そこに内視鏡が入っていく。
「ほう、ようけあるの~」と担当の落海医師は、ちょっと薄笑いを浮かべながら
診察していく・・・
「あ!これ以上は入らん」「即入院だね」連続して言葉が飛び込んできた。
つまり、ポリープは取ったのだが、便通の悪い、通らないところがある。
このままだと腸閉塞が考えられるので、食べないままに手術を受けたほうがいいと
いうものだった。
「先生!ちょっと待ってくださいよ。明日は中電の電力アドバイサー会議、明後日は
ラビットの会議、月曜日には”S1グランプリ”の審査委員・・・」
次から次へと約束が頭をめぐる
先生は無言のまま「住まいから県立病院に連絡しておいた」
入院は4日に実施。それから検査、そして首筋からの栄養補給・・・点滴を推して歩く
生活が始まった。
11日、手術開始。麻酔のちょっと痛さのあとは何も分からないままに、1時半に
始まり、8時半過ぎに終了した。
執刀してくださったのは全国でも指折りの「腹腔鏡手術の名医、恵木 浩之先生。
大腸を20センチも切るのに、5箇所2センチの切り口だけ(1箇所は10cm)
13日には歩いてトイレに行った、というより行かされた。「え?もう歩くんですか?」
15日には5分粥がでた。
長~い入院生活は23日に終了。
そして24日には「朝の散歩を開始」
先生は「腸の手術なのだから、どんどん運動をしたほうがいい」
お陰で4キロくらい痩せた。
みんなから「すっきりしたな」「精悍な顔つきになった」と褒められた\(^▽^)/
これを維持しなくちゃね。
季節は年末、ちゃんと季節を表してくれる「偽アカシア?」のつぼみが膨らんでいた。